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2025-2030年版「アメリカ人のための食事ガイドライン」で示された指針を日本人向けに読み解く

2025-2030年版「アメリカ人のための食事ガイドライン」で示された指針を日本人向けに読み解く

新時代の「アメリカ人のための食事ガイドライン」 2026年1月8日、米国の食生活の基準となる「Dietary Guidelines For Americans(アメリカ人のための食事ガイドライン)」が発表されました。 https://cdn.realfood.gov/DGA.pdf ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏やブルック・ロリンズ氏らの新体制によって発表された、今回の2025-2030年版ガイドライン。 資料冒頭から「我が国の歴史上、連邦栄養政策の最も重要なリセット」であると宣言されており、過去数十年間の政策や「標準的な米国の食生活」からの劇的な転換を目指しています。 These Guidelines mark the most significant reset of federal nutrition policy in our nation’s history. 米国は現在、約1億7,000万ドル(約250億円以上)

炎症を鎮め脳と血管を支える!オメガ3脂肪酸の効果とその摂取方法

炎症を鎮め脳と血管を支える!オメガ3脂肪酸の効果とその摂取方法

三大栄養素「タンパク質」「脂質」「炭水化物」の中に含まれる脂質。 この脂質は単にエネルギー源となるだけではなく、私たちの体の細胞膜やホルモンを作る重要な材料となります。 しかし実は日々摂取する脂肪の種類によって、私たちの健康に与える影響は大きく異なります。 今回は脂質(油)を構成する主要な成分「脂肪酸」の分類と、現代人に必要不可欠なオメガ3脂肪酸について詳しくお伝えします。 そもそも「脂肪酸」とは? 「脂肪酸」とは、脂質(油)を構成する主要な成分であり、私たちの体の細胞膜やホルモンを作る重要な材料です。 また、体内のエネルギー源として活用されるほか、その種類によって炎症を抑えたり、脳や血管の健康を維持したりといった働きを持っています。 脂肪酸の3つの分類 この脂肪酸は、その性質や構造によって大きく3つに分類されます。 飽和脂肪酸(Saturated Fatty Acids) * 主な食品 * バター * 肉の脂身などの動物性食品 * 特徴 * 常温で固体 * 効率の良いエネルギー源になる * 過剰摂取は血液中のコレステロールを

抗酸化と副腎機能を支える!ビタミンCの働きと摂取方法

抗酸化と副腎機能を支える!ビタミンCの働きと摂取方法

ビタミンCは、最も日常的に見聞きするビタミンかもしれませんが、実は摂取量となると、現代は特に不足しやすい環境にあります。 ストレスや慢性的な疲労、加工食品の多い食事になりやすい現代。 そんな現代において、このビタミンCの摂取はますます重要になっています。 今回はそんなビタミンCについて詳しくお伝えします。 ビタミンCとは? ビタミンCは、別名「アスコルビン酸」とも呼ばれる水溶性ビタミンです。 実は、ほとんどの動物は体内でビタミンCを合成できるのですが、人間は進化の過程でその能力を失ったことで、食事から摂取が必要な「必須ビタミン」として分類されています。(日常的に食事から十分摂取できていたために失った、など複数の要因・説があるようです。) 最大の特徴は、体内のあらゆる部位でダメージを防ぐ「強力な抗酸化作用」を備えていること。 この働きはストレス対策においても極めて重要で、「コルチゾール」と呼ばれるストレスから体を守るホルモンを合成する副腎では、他のどの臓器よりもビタミンCが消費されます。 ビタミンCの働き 強力な抗酸化作用 体内で発生した過剰な活性酸素を中和し、

エネルギー代謝と皮膚の健康を支える!ビタミンB7(ビオチン)の働きと摂取方法

エネルギー代謝と皮膚の健康を支える!ビタミンB7(ビオチン)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 今回は「ビタミンB7(ビオチン)」についてお伝えします。 ビタミンB7(ビオチン)とは? ビタミンB7は「ビオチン」とも呼ばれ、皮膚や髪の健康に深く関わるビタミンとして古くから研究されてきました。 (「ビオチン」が一般的な呼称なので、ここからは「ビオチン」と表記します。) 私たちの体内では、糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける「補酵素」として、エネルギー生成の根幹を支えています。 最大の特徴は、食事からの摂取だけでなく、「腸内細菌」によっても合成されるという点です。 しかし現代は、乱れた食生活や抗生物質の使用などによって、腸内環境のバランスが崩れやすく、体内での合成が滞ることによる不足が生じやすい栄養素でもあります。 ビオチンの働き ビオチンは、「エネルギー代謝」と「健康的な皮膚の形成」に欠かせないビタミンです。 エネルギー代謝のサポート ビオチンは、体内で糖質、脂質、アミノ酸がエネルギーに変換されるあらゆ

ストレス耐性とエネルギー代謝を支える!ビタミンB5(パントテン酸)の働きと摂取方法

ストレス耐性とエネルギー代謝を支える!ビタミンB5(パントテン酸)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 今回は「ビタミンB5(パントテン酸)」についてお伝えします。 ビタミンB5(パントテン酸)とは? ビタミンB5は「パントテン酸」と呼ばれ、ギリシャ語で「どこにでもある」を意味する「パントテン」に由来します。 (「パントテン酸」が一般的な呼称なので、ここからは「パントテン酸」と表記します。) その名の通り、動物性・植物性を問わず多くの食品に含まれているため、通常の食事で不足することは稀だと考えられてきました。 しかし、現代社会においては、精神的ストレス、過度なカフェインやアルコールの摂取などの要因から、体内のパントテン酸が大量消費されるようになっています。 ストレスの多い現代社会を生きる現代人にとっては、常に補給を意識すべき「エネルギーとストレスケアの土台」となる栄養素です。 パントテン酸の働き パントテン酸は主に「エネルギー代謝」と「ストレス耐性の向上」に欠かせないビタミンです。 糖質・脂質・タンパク質のエネ

タンパク質代謝と心の安定を支える!ビタミンB6(ピリドキシン)の働きと摂取方法

タンパク質代謝と心の安定を支える!ビタミンB6(ピリドキシン)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 今回は「ビタミンB6(ピリドキシン)」についてお伝えします。 ビタミンB6(ピリドキシン)とは? ビタミンB6は、食事から摂った「タンパク質」を筋肉や皮膚、あるいは神経伝達物質へと作り変えるために欠かせない栄養素です。 一般的には「ピリドキシン」と呼ばれますが、体内では「ピリドキサール」「ピリドキサミン」といった複数の形態で存在し、相互に入れ替わりながら働いています。 体内の約80%のビタミンB6は筋肉に貯蔵されており、日々活発に行われるアミノ酸代謝を日々支えています。 ビタミンB6(ピリドキシン)の働き ビタミンB6は「体づくり」と「心のバランス」に深く関与しています。 タンパク質(アミノ酸)の代謝 食事から摂取したタンパク質をアミノ酸へ分解し、それを筋肉や皮膚、髪の毛などの身体組織として再合成するプロセスをサポートします。 そしてタンパク質の摂取量が増えるほどビタミンB6の必要量も増加します。 筋肉や肌

神経と血液の健康を支える!ビタミンB12(コバラミン)の働きと摂取方法

神経と血液の健康を支える!ビタミンB12(コバラミン)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 今回は「ビタミンB12(コバラミン)」についてお伝えします。 ビタミンB12(コバラミン)とは? ビタミンB12は、ビタミンB群の中で最後に発見された栄養素であり、別名「コバラミン」とも呼ばれています。 ビタミンB12は、植物性食品にはほぼ含まれず、動物性食品にのみ存在しています。 また、水溶性ビタミンは、基本的に体内に留まらずに尿や汗とともに排出されてしまうのですが、実はビタミンB12だけは、主に肝臓に数年分を蓄積できるという非常に珍しい性質を持っています。 ビタミンB12(コバラミン)の働き ビタミンB12は、私たちの体を維持するための神経、細胞などの基盤を支える重要な役割を担っています。 神経を保護する「ミエリン」の生成 神経細胞を保護する役割を持つ「ミエリン」という脂質の膜を合成・修復する働きを持っています。 ビタミンB12がこの機能をサポートすることで、手足の感覚や脳の指令がスムーズに伝わり、正常

細胞の成長と再生を支える!ビタミンB9(葉酸)の働きと摂取方法

細胞の成長と再生を支える!ビタミンB9(葉酸)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 今回は「ビタミンB9(葉酸)」についてお伝えします。 ビタミンB9(葉酸)とは? ビタミンB9は、必須ビタミンであるビタミンB群の一つで「葉酸」とも呼ばれる水溶性ビタミンです。 「葉酸」と言われれば聞いたことがある人も多いかもしれません。 (「葉酸」が一般的な呼称なので、ここからは「葉酸」と表現します。) 体内ではDNAの合成や細胞分裂、造血といった生命維持に欠かせないプロセスに関与しており、特に成長や再生が活発な組織で重要な役割を担います。 また、妊娠初期の胎児の発育にも深く関わることから、各人の状況に応じて適切な摂取が求められる栄養素です。 葉酸の働き 葉酸は、細胞の「再生」と「血液の健康」に深く関わるビタミンです。 DNA・RNAの合成をサポート 新しい細胞が作られる際の "設計図」である核酸(DNA・RNA)の合成に関わります。粘膜の修復や、胎児の健やかな成長には欠かせません。 赤血球の形成(造

MCTオイルのC8とC10の違いとは?それぞれの特徴と効果

MCTオイルのC8とC10の違いとは?それぞれの特徴と効果

ダイエットやケトジェニック食事法でよく聞く「MCTオイル」 一般的な食用油に比べて消化・吸収が早く、体脂肪として蓄積されにくいのが特徴です。 また肝臓で速やかに脳や筋肉のエネルギー源となり、「ケトン体」も作りやすく、エネルギー補給や集中力向上サポートなどにも推奨されています。 「MCT」とは「Medium Chain Triglycerides」の略で「中鎖脂肪酸」です。 そして「MCTオイル」は、この中鎖脂肪酸の中でも、炭素鎖が8個のC8(カプリル酸)と炭素鎖が10個のC10(カプリン酸)が主に使用されています。 (C の後ろの数字が炭素鎖の数を表しています。) 「中鎖脂肪酸」には C6 / C8 / C10 / C12 が分類されますが、ではなぜ MCT オイルにはこの C8 と C10 が主に使用されるのでしょうか? 今回はこれら C8 と C10 それぞれの特徴やその効果について見ていきます。 なぜ MCT オイルには

なぜいま "精密栄養学" なのか?

なぜいま "精密栄養学" なのか?

以下の記事において、精密栄養学に基づいた カウンセリングサービスの提供についてお知らせしました。 精密栄養カウンセリングサービスのお知らせ精密栄養学の学びをいよいよ価値としてご提供すべく、 精密栄養カウンセリングサービスの提供を開始しました。 この記事では、提供するプラン体系についてお伝えしておこうと思います。 プラン体系 現時点では以下のようなプラン体系で提供開始します。 大きく分類すれば、カウンセリング1回のみのプラン、または定期的なカウンセリングによって改善をサポートする月額課金制プランの2パターン。 また安心してカウンセリングに進んでいただけるよう、事前の無料相談も受けていますので、こちらを踏まえて各有料プランをご検討いただけます。 以下のページからお申し込みいただけますので、 興味のある方は、ぜひ無料相談からでもお気軽にお問い合わせください。 精密栄養カウンセリング|yuta884.com精密栄養学の視点で食事と生活を整理するオンラインカウンセリングと、無料のお試し解析2種のご案内です。yuta884.com ここから各プランについてご説明します。 Trial プラン こち

精密栄養カウンセリングサービスのお知らせ

精密栄養カウンセリングサービスのお知らせ

精密栄養学の学びをいよいよ価値としてご提供すべく、 精密栄養カウンセリングサービスの提供を開始しました。 この記事では、提供するプラン体系についてお伝えしておこうと思います。 プラン体系 現時点では以下のようなプラン体系で提供開始します。 大きく分類すれば、カウンセリング1回のみのプラン、または定期的なカウンセリングによって改善をサポートする月額課金制プランの2パターン。 また安心してカウンセリングに進んでいただけるよう、事前の無料相談も受けていますので、こちらを踏まえて各有料プランをご検討いただけます。 以下のページからお申し込みいただけますので、 興味のある方は、ぜひ無料相談からでもお気軽にお問い合わせください。 精密栄養カウンセリング | yuta884.com精密栄養学の視点で食事と生活を整理するオンラインカウンセリングと、無料のお試し解析2種のご案内です。yuta884.com ここから各プランについてご説明します。 Trial プラン こちらはオンラインカウンセリング1回のみのプランです。 1回のみのカウンセリングであるため、継続的なサポートなどが

脂質代謝や細胞修復を支える!ビタミンB2(リボフラビン)の働きと摂取方法

脂質代謝や細胞修復を支える!ビタミンB2(リボフラビン)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 今回は「ビタミンB2(リボフラビン)」についてお伝えします。 ビタミンB2(リボフラビン)とは? ビタミンB2は、必須ビタミンであるビタミンB群の一つで「リボフラビン」とも呼ばれます。 水溶性のビタミンであり、体内でエネルギー代謝・脂質代謝・抗酸化作用などに深く関わる非常に重要な栄養素です。 ビタミンB2(リボフラビン)の働き ビタミンB2は、体内で以下の2種類の補酵素へと変換され、 数百種類の酵素反応をサポートします。 * FAD(フラビンアデニンジヌクレオチド) * FMN(フラビンモノヌクレオチド) 主な働きは以下のとおりです。 エネルギー生成を支える 糖質・脂質・タンパク質をエネルギーへ変換するクエン酸回路や電子伝達系で必要不可欠です。特にミトコンドリアでATPを作り出す際に中心的な役割を担うため、疲れにくい体づくりや集中力の維持に関わります。 脂質代謝と抗酸化のサポート FADは脂肪酸の

全身の代謝と神経機能を支える!ビタミンB3(ナイアシン)の働きと摂取方法

現代人に不足しがちな栄養素

全身の代謝と神経機能を支える!ビタミンB3(ナイアシン)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 今回は「ビタミンB3(ナイアシン)」についてお伝えします。 ビタミンB3(ナイアシン)とは? ビタミンB3は、必須ビタミンであるビタミンB群の一つで「ナイアシン」とも呼ばれます。「ナイアシン」という呼び方のほうが聞いたことがある人もいるかもしれません。 我々の身体機能を支える500以上の酵素反応に関わる重要な栄養素であり、以下の2つの種類が存在します。 * ニコチン酸 * ニコチンアミド またビタミンB3は、アミノ酸「トリプトファン」から体内で合成できる唯一のビタミンB群です。しかしその合成効率は低いため、基本的には食事などからの補給が必要と考えてよいでしょう。 ビタミンB3(ナイアシン)の働き ビタミンB3は、体内で以下の2種類の補酵素へと変換され、全身の細胞でエネルギー生成や修復のための酵素の働きをサポートします。 * NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド) * NADP(ニコチンアミドアデ

脳と神経のエネルギーを支える!ビタミンB1(チアミン)の働きと摂取方法

現代人に不足しがちな栄養素

脳と神経のエネルギーを支える!ビタミンB1(チアミン)の働きと摂取方法

我々の健康を支えているビタミンB群。 ビタミンB群は「ビタミンB◯(数字)」と名のつくものの総称で、どれも我々の身体にとって欠かせない必須ビタミンです。 その中でも「ビタミンB1」は、現代の食環境の変化などを背景として、多くの人にとって不足しやすい栄養素の一つです。 今回はこの「ビタミンB1」についてお伝えします。 ビタミンB1とは? ビタミンB1は、別名「チアミン」とも呼ばれる水溶性のビタミンです。 水溶性であることによって、汗や尿とともに排出されやすく、こまめな摂取が欠かせないビタミンです。 そして、ビタミンB1は多くの酵素の「補酵素」として働きます。 「補酵素」とは文字通り ”酵素をサポートする” 成分で、酵素が本来の力を発揮するために必要不可欠です。 特に糖をエネルギーへ変換する代謝経路に深く関わり、脳神経の働きや全身のエネルギー生成を支える基盤となります。 ビタミンB1の働き 糖をエネルギーに変換する酵素のサポート ビタミンB1(チアミン)は「チアミンピロリン酸(TPP)」という活性型に変換されることで、糖質をエネルギーへ変換する酵素の補酵素として

味覚や皮膚の機能を支える!亜鉛の働きと摂取方法

現代人に不足しがちな栄養素

味覚や皮膚の機能を支える!亜鉛の働きと摂取方法

我々の健康を支える必須ミネラルの一つ「亜鉛」 亜鉛は、現代の食環境の変化などを背景として、多くの人にとって不足しやすい栄養素の一つです。 今回はこの「亜鉛」についてお伝えします。 亜鉛とは? 亜鉛(Zn)は、体内で約2,000種類以上の酵素反応に関与する必須ミネラルの一つであり、皮膚の健康や味覚、ホルモンバランスなどの我々の身体のあらゆる機能を支えています。 この亜鉛を含む必須ミネラルの中には、さらに「主要ミネラル」と「微量ミネラル」という分類があります。 「微量ミネラル」は人体にとって必要な量はごくわずか(1日数mg以下)であるものの、生命維持に不可欠なミネラルを指し、亜鉛はこの「微量ミネラル」に分類されています。 (「微量ミネラル」は「トレースミネラル」とも呼ばれ、こちらを聞いたことがある人もいるかも知れません。) 現代の食生活やライフスタイルは、以下のような要因から亜鉛の摂取量が低下しやすく、かつ消費量は増えやすい環境にあります。 * ミネラルが大きく失われた加工食品・精製食品が中心の食生活 * ストレスの多い生活習慣による消費量の増加 必要な量は微量で

不足すると元気が出ない?ビタミンDの働きと摂取方法

現代人に不足しがちな栄養素

不足すると元気が出ない?ビタミンDの働きと摂取方法

我々の健康を支える必須栄養素であるビタミン。 その中でも今回は「ビタミンD」についてお伝えします。 ビタミンDは、現代のライフスタイルや食環境を背景に多くの人にとって不足しやすい栄養素といえます。 ビタミンDとは? 「ビタミンD」は脂溶性ビタミンの一種であり、カルシウムやリンの吸収を助け、骨や歯の形成を支えるビタミンです。 そしてこのビタミンDは、実は人間が体内で生成することも可能です。 ではどのように体内で生成できるのでしょうか? ビタミンDの体内での生成に必要なのは「日光浴」です。 日光からで紫外線を浴びることによって生成され、体内のビタミンDの70〜80%が日光浴に由来するといわれています。 しかし、現代に生きる我々は日光を日常的に浴びることができているでしょうか? 現代の生活ではオフィスワークなどで室内で日中を過ごす人が多く、日光を浴びる時間そのものが減ってしまっています。 さらに都心部においては、もはや日光はおろか屋外に出る時間さえなく毎日が過ぎていく人も多いのではないでしょうか? つまり、現代はビタミンD不足に陥りやすい状況にあります。 そしてビタミ

あらゆる身体機能に欠かせない!マグネシウムの働きと摂取方法

現代人に不足しがちな栄養素

あらゆる身体機能に欠かせない!マグネシウムの働きと摂取方法

我々の健康を支える必須栄養素であるミネラル。 ミネラル全体の重要性については以下の記事で過去にお伝えしました。 現代人の多くはミネラル不足?不足しやすい現代の背景と効果的な補給方法ミネラルは人間にとって必要な五大栄養素の一つ。 まさに日常的に摂取することが欠かせない栄養素です。 ミネラルが不足すると、代謝、神経伝達、他の栄養素の吸収など身体中のあらゆる側面に悪影響を及ぼします。 しかし現代の食生活は、実はミネラル不足になりやすい状況にあります。 今回は、現代のミネラル不足になりやすい背景と効果的な補給方法についてお伝えします。 現代の食事はミネラルが減っている 精製された食品が主食 白米や精製小麦のパンなどが一般的な主食となっている現代。 これらの精製された穀物は、その精製過程でミネラルを多く含む外皮や胚芽が取り除かれてしまっています。 そのためカロリー源にはなるもののミネラルなどの栄養素が不足した「カロリー過多・栄養不足」の状態になりやすいのです。 加工食品の摂取 またコンビニ食やファストフード、調理済み食品の摂取が増加している背景も関連しています。 ミネラルは調理や保存の過程で失

健康のために私が実践したこと〜⑥血糖値をコントロールして安定させる〜

健康のために私が実践したこと

健康のために私が実践したこと〜⑥血糖値をコントロールして安定させる〜

これまで「健康のために私が実践したこと」と題して、私が5年以上かけて健康のために取り組んできたことや考え方についてお伝えしてきました。 今回の「健康のために私が実践したこと」の第6回目はいよいよ最終回。 というのも、今実際に私が取り組み始めたことだからです。 その内容はずばり血糖値をコントロールして安定させるということ。 健康というのは突き詰めればいくらでもできてしまって、ここまでやれば完璧!というものはありません。 健康に気遣いすぎてストレスになってしまっては本末転倒です…! この「健康のために私が実践したこと」のシリーズでは、あくまで私が数年間、さまざまな食事や健康法を試してきたなかで 「ストレスなく自分に合った基本的な健康管理ができる」 を実践するために「必要最低限」のものと考えまとめています。 とはいえ、今回のテーマ「血糖値をコントロールして安定させる」は、私にとってもなかなかハードルの高いものでした。 そもそも日本人の一般的な食事ではお米やパンが主食であることから、エネルギー源は炭水化物(糖質)が主で、実際摂取エネルギーの約60%前後を炭水化物(糖質)から得て

十分な水分摂れていますか?水分不足の身体への影響と対策

十分な水分摂れていますか?水分不足の身体への影響と対策

最近、なんとなく疲れやすい… 午後になると頭がぼんやりする… その原因、実は“水分不足”にあるかもしれません。 人の体の半分以上は水分でできており、血液の流れ、体温調節、老廃物の排出、栄養の運搬など、あらゆる身体機能が水分で支えられているのです。 今日は日々の健康を支えるうえで欠かせない “水” についてお伝えしていきます。 水分不足で体内でまず起きること 人間の体は日々水分を補給し身体機能を維持しています。 この機能を維持するために必要な水分が補給されない状態が続くと次のような影響が起きます。 血液の変化 体内の水分量が減ると血漿(血液の液体部分)が減少し、血液が濃く・粘度が高くなり、ドロドロとした状態になります。これにより血液が流れにくくなり、全身の細胞に酸素や栄養が行き渡りにくくなります。 体温調節の乱れ 水分は汗や蒸発によって体温を一定に保つ役割を担っています。水分が不足すると、この汗や蒸発によって排出される水分が不足し、熱を逃がしにくくなるため、体温が上昇しやすくなります。 電解質バランスの変化 水分が不足すると血中のナトリウム濃度が相対的に高

現代人の多くはミネラル不足?不足しやすい現代の背景と効果的な補給方法

現代人に不足しがちな栄養素

現代人の多くはミネラル不足?不足しやすい現代の背景と効果的な補給方法

ミネラルは人間にとって必要な五大栄養素の一つ。 まさに日常的に摂取することが欠かせない栄養素です。 ミネラルが不足すると、代謝、神経伝達、他の栄養素の吸収など身体中のあらゆる側面に悪影響を及ぼします。 しかし現代の食生活は、実はミネラル不足になりやすい状況にあります。 今回は、現代のミネラル不足になりやすい背景と効果的な補給方法についてお伝えします。 現代の食事はミネラルが減っている 精製された食品が主食 白米や精製小麦のパンなどが一般的な主食となっている現代。 これらの精製された穀物は、その精製過程でミネラルを多く含む外皮や胚芽が取り除かれてしまっています。 そのためカロリー源にはなるもののミネラルなどの栄養素が不足した「カロリー過多・栄養不足」の状態になりやすいのです。 加工食品の摂取 またコンビニ食やファストフード、調理済み食品の摂取が増加している背景も関連しています。 ミネラルは調理や保存の過程で失われやすく、加工度が高まるほど減少してしまいます。つまり加工度の高い食品であるほどミネラルの含有量が低いと考えてよいでしょう。 さらにこうした超加工食品

添加糖とは?健康への影響とその向き合い方

現代の食生活で気をつけたい食品

添加糖とは?健康への影響とその向き合い方

ジュースや菓子パン、スナック菓子、さらにはスーパーのお惣菜まで。 現代では糖があらゆる食品に、まるで当たり前かのように添加されるようになっています。 最近では、生産コストを抑えながら効率よく強い甘みをつけられる「果糖ブドウ糖液糖」などの「異性化糖」と呼ばれる糖も存在します。 (原材料を見る方は目にしたことがあるかもしれません。) こうした甘みづけの目的で精製や加工された糖を「添加糖」と呼びます。 添加糖とは? 「添加糖」とは、食品や飲料を製造する際に人工的に添加される糖のことを指します。自然な食材に含まれる果物の糖や乳糖とは異なり、人工的・意図的に添加される糖を意味します。 例としては、ショ糖やブドウ糖、果糖などの「精製糖」や、果糖ブドウ糖液糖や高果糖コーンシロップなどの「異性化糖」が代表です。 「異性化糖」ってなに? 最後に挙げた「異性化糖」とは何でしょうか? 異性化糖とは、とうもろこしやじゃがいものデンプンを原料に人工的につくられた糖で、言ってしまえば効率的に強い甘みをつけられる糖です。 異性化糖は主に果糖から構成され、これは砂糖やブドウ糖などと比較して甘み

健康のために私が実践したこと〜⑤砂糖を断つ〜

健康のために私が実践したこと

健康のために私が実践したこと〜⑤砂糖を断つ〜

タイトルを読んだ瞬間「無理!」と感じましたか? それこそまさに"糖中毒"かもしれません。 今回は「健康のために私が実践したこと」の第5弾。 砂糖を断つことの重要性についてシェアしたいと思います。 前回の第4回の記事は以下よりご覧ください。 健康のために私が実践したこと〜④自分自身の体感に向き合う〜前回は食事から特定の食べ物を引いてみることで、自分に合っていない食材を把握し、自分に合っている食事に変えていくという話をしました。 健康のために私が実践したこと〜③特定の食品を食事から”引いてみる”〜前回「自分に理解できないものは口にしない」のマイルールや、このルールに則って「日々口にするものを調べる」習慣について書きました。 そしてここからは「自分に合わないものは口にしない」を目指します。 私は今では自分に合うと感じるものを中心とする食生活を送っていますが、気づけば体調を崩したりなんとなくだるいといった不調はなくなっていて、日々体が軽く快適な状態を維持できています。 今回から2回に分けて自分に合う食事を見つけるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。 * 食事から特定の食品を「引

健康のために私が実践したこと〜④自分自身の体感に向き合う〜

健康のために私が実践したこと

健康のために私が実践したこと〜④自分自身の体感に向き合う〜

前回は食事から特定の食べ物を引いてみることで、自分に合っていない食材を把握し、自分に合っている食事に変えていくという話をしました。 健康のために私が実践したこと〜③特定の食品を食事から”引いてみる”〜前回「自分に理解できないものは口にしない」のマイルールや、このルールに則って「日々口にするものを調べる」習慣について書きました。 そしてここからは「自分に合わないものは口にしない」を目指します。 私は今では自分に合うと感じるものを中心とする食生活を送っていますが、気づけば体調を崩したりなんとなくだるいといった不調はなくなっていて、日々体が軽く快適な状態を維持できています。 今回から2回に分けて自分に合う食事を見つけるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。 * 食事から特定の食品を「引いてみる」ことの重要性→ ③(今回) * 食事を変えた時の「体感」に向き合うことの重要性→ ④(次回) 何かを食事から引いてみても、なにか変化はあったのか?を自分で感じ取れないと食事を変えた意味がありません。 ぜひ④も読んだうえで③を実践してみることをおすすめします。 そもそもその食べ物が自分に合って

超加工食品とは?現代の食事に潜む健康リスク

現代の食生活で気をつけたい食品

超加工食品とは?現代の食事に潜む健康リスク

我々の日々の食事の中には「超加工食品」と呼ばれる食品が存在します。 「超加工食品」とは、国際的に広く用いられている加工食品の分類方法NOVA分類において、最も加工度が高い「NOVA4」に分類される食品群のことを指します。 * NOVA1:未加工または最小限の加工食品(野菜、果物、精米など) * NOVA2:料理に使う加工原料(砂糖、油、塩など) * NOVA3:加工食品(缶詰、チーズ、パンなど) * NOVA4:超加工食品(カップラーメン、スナック菓子、炭酸飲料など) 英語ではUPF(Ultra-processed foods)と呼ばれており、 自然の食品からかけ離れた形になるまで工業的に加工され、人工的な添加物や加工原料を多く含む食品群のことを指します。 これを聞くとあまり食べたいとは思わないですよね。。 でもこの「超加工食品」。実は現代の食生活に幅広く浸透しているのです。 超加工食品の具体例 * 即席・インスタント食品:インスタントラーメン、カップ麺、レトルトカレー * スナック・菓子類:スナック菓子、菓子パン、