Yuta Hayashi

Yuta Hayashi
現代人の多くはミネラル不足?不足しやすい現代の背景と効果的な補給方法

現代人に不足しがちな栄養素

現代人の多くはミネラル不足?不足しやすい現代の背景と効果的な補給方法

ミネラルは人間にとって必要な五大栄養素の一つ。 まさに日常的に摂取することが欠かせない栄養素です。 ミネラルが不足すると、代謝、神経伝達、他の栄養素の吸収など身体中のあらゆる側面に悪影響を及ぼします。 しかし現代の食生活は、実はミネラル不足になりやすい状況にあります。 今回は、現代のミネラル不足になりやすい背景と効果的な補給方法についてお伝えします。 現代の食事はミネラルが減っている 精製された食品が主食 白米や精製小麦のパンなどが一般的な主食となっている現代。 これらの精製された穀物は、その精製過程でミネラルを多く含む外皮や胚芽が取り除かれてしまっています。 そのためカロリー源にはなるもののミネラルなどの栄養素が不足した「カロリー過多・栄養不足」の状態になりやすいのです。 加工食品の摂取 またコンビニ食やファストフード、調理済み食品の摂取が増加している背景も関連しています。 ミネラルは調理や保存の過程で失われやすく、加工度が高まるほど減少してしまいます。つまり加工度の高い食品であるほどミネラルの含有量が低いと考えてよいでしょう。 さらにこうした超加工食品

添加糖とは?健康への影響とその向き合い方

現代の食生活で気をつけたい食品

添加糖とは?健康への影響とその向き合い方

ジュースや菓子パン、スナック菓子、さらにはスーパーのお惣菜まで。 現代では糖があらゆる食品に、まるで当たり前かのように添加されるようになっています。 最近では、生産コストを抑えながら効率よく強い甘みをつけられる「果糖ブドウ糖液糖」などの「異性化糖」と呼ばれる糖も存在します。 (原材料を見る方は目にしたことがあるかもしれません。) こうした甘みづけの目的で精製や加工された糖を「添加糖」と呼びます。 添加糖とは? 「添加糖」とは、食品や飲料を製造する際に人工的に添加される糖のことを指します。自然な食材に含まれる果物の糖や乳糖とは異なり、人工的・意図的に添加される糖を意味します。 例としては、ショ糖やブドウ糖、果糖などの「精製糖」や、果糖ブドウ糖液糖や高果糖コーンシロップなどの「異性化糖」が代表です。 「異性化糖」ってなに? 最後に挙げた「異性化糖」とは何でしょうか? 異性化糖とは、とうもろこしやじゃがいものデンプンを原料に人工的につくられた糖で、言ってしまえば効率的に強い甘みをつけられる糖です。 異性化糖は主に果糖から構成され、これは砂糖やブドウ糖などと比較して甘み

健康のために私が実践したこと〜⑤砂糖を断つ〜

健康のために私が実践したこと

健康のために私が実践したこと〜⑤砂糖を断つ〜

タイトルを読んだ瞬間「無理!」と感じましたか? それこそまさに"糖中毒"かもしれません。 今回は「健康のために私が実践したこと」の第5弾。 砂糖を断つことの重要性についてシェアしたいと思います。 前回の第4回の記事は以下よりご覧ください。 健康のために私が実践したこと〜④自分自身の体感に向き合う〜前回は食事から特定の食べ物を引いてみることで、自分に合っていない食材を把握し、自分に合っている食事に変えていくという話をしました。 健康のために私が実践したこと〜③特定の食品を食事から”引いてみる”〜前回「自分に理解できないものは口にしない」のマイルールや、このルールに則って「日々口にするものを調べる」習慣について書きました。 そしてここからは「自分に合わないものは口にしない」を目指します。 私は今では自分に合うと感じるものを中心とする食生活を送っていますが、気づけば体調を崩したりなんとなくだるいといった不調はなくなっていて、日々体が軽く快適な状態を維持できています。 今回から2回に分けて自分に合う食事を見つけるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。 * 食事から特定の食品を「引

健康のために私が実践したこと〜④自分自身の体感に向き合う〜

健康のために私が実践したこと

健康のために私が実践したこと〜④自分自身の体感に向き合う〜

前回は食事から特定の食べ物を引いてみることで、自分に合っていない食材を把握し、自分に合っている食事に変えていくという話をしました。 健康のために私が実践したこと〜③特定の食品を食事から”引いてみる”〜前回「自分に理解できないものは口にしない」のマイルールや、このルールに則って「日々口にするものを調べる」習慣について書きました。 そしてここからは「自分に合わないものは口にしない」を目指します。 私は今では自分に合うと感じるものを中心とする食生活を送っていますが、気づけば体調を崩したりなんとなくだるいといった不調はなくなっていて、日々体が軽く快適な状態を維持できています。 今回から2回に分けて自分に合う食事を見つけるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。 * 食事から特定の食品を「引いてみる」ことの重要性→ ③(今回) * 食事を変えた時の「体感」に向き合うことの重要性→ ④(次回) 何かを食事から引いてみても、なにか変化はあったのか?を自分で感じ取れないと食事を変えた意味がありません。 ぜひ④も読んだうえで③を実践してみることをおすすめします。 そもそもその食べ物が自分に合って

超加工食品とは?現代の食事に潜む健康リスク

現代の食生活で気をつけたい食品

超加工食品とは?現代の食事に潜む健康リスク

我々の日々の食事の中には「超加工食品」と呼ばれる食品が存在します。 「超加工食品」とは、国際的に広く用いられている加工食品の分類方法NOVA分類において、最も加工度が高い「NOVA4」に分類される食品群のことを指します。 * NOVA1:未加工または最小限の加工食品(野菜、果物、精米など) * NOVA2:料理に使う加工原料(砂糖、油、塩など) * NOVA3:加工食品(缶詰、チーズ、パンなど) * NOVA4:超加工食品(カップラーメン、スナック菓子、炭酸飲料など) 英語ではUPF(Ultra-processed foods)と呼ばれており、 自然の食品からかけ離れた形になるまで工業的に加工され、人工的な添加物や加工原料を多く含む食品群のことを指します。 これを聞くとあまり食べたいとは思わないですよね。。 でもこの「超加工食品」。実は現代の食生活に幅広く浸透しているのです。 超加工食品の具体例 * 即席・インスタント食品:インスタントラーメン、カップ麺、レトルトカレー * スナック・菓子類:スナック菓子、菓子パン、

健康のために私が実践したこと〜③特定の食品を食事から"引いてみる"〜

健康のために私が実践したこと

健康のために私が実践したこと〜③特定の食品を食事から"引いてみる"〜

前回「自分に理解できないものは口にしない」のマイルールや、このルールに則って「日々口にするものを調べる」習慣について書きました。 そしてここからは「自分に合わないものは口にしない」を目指します。 私は今では自分に合うと感じるものを中心とする食生活を送っていますが、気づけば体調を崩したりなんとなくだるいといった不調はなくなっていて、日々体が軽く快適な状態を維持できています。 今回から2回に分けて自分に合う食事を見つけるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。 * 食事から特定の食品を「引いてみる」ことの重要性→ ③(今回) * 食事を変えた時の「体感」に向き合うことの重要性→ ④(次回) 何かを食事から引いてみても、なにか変化はあったのか?を自分で感じ取れないと食事を変えた意味がありません。 ぜひ④も読んだうえで③を実践してみることをおすすめします。 そもそもその食べ物が自分に合っているのか? これまでもお伝えしてきたように、私たちの身体は日々食べたものからできています。 しかし、その日々の食事がもし自分に合っていないとしたら? 健康に関心がある人でも落と

なぜ健康について発信するのか?

なぜ健康について発信するのか?

「いつでもどこでも暮らせるようになる」 これを理想とする生き方として掲げ、約5年ほどかけてこの状態を達成すべく日々を積み重ねてきました。 この目標についてどのように取り組んだのか?については、以下の note で書いています。 いつでもどこでも暮らせるようになる〜デジタルノマドを目指して私がやったこと〜この記事では、私が「いつでもどこでも暮らせるようになる」ことを目標に掲げ、これを実現するために実際に取り組んだことについて書きたいと思います。 これを実現するために必要なこと。 最初に頭に浮かんだのは、日々の生活において最も時間を使うと言っても過言ではない「仕事」です。 もちろん仕事は大切ですが、実際にこれを達成した自分を想像していくと、他にも重要なことがあると考えました。 そしてそれらを同時にアクションプランとして取り組むことによって、 「いつでもどこでも暮らせるようになる」ライフスタイルを実現しました。 今回は、私が実践した3つのポイントをまとめてみました。 いつでもどこでも働けることを仕事にする 一番重要になるのはやはり仕事。 日々最も時間を使い、なにより日々の生活を支える収

腸内細菌は増えすぎるとよくない?SIBO(小腸内細菌異常増殖症)とは

腸内細菌は増えすぎるとよくない?SIBO(小腸内細菌異常増殖症)とは

腸内細菌と小腸の働き 本来、小腸には 1mL あたり1,000個から多くても10万個程度の腸内細菌しか存在しません。これらは栄養の消化・吸収をサポートする役割を持っています。 一方、大腸には 1,000億〜1兆個という圧倒的に多くの細菌が存在し、発酵や水分吸収を担っています。 しかし、通常は大腸に存在している腸内細菌が、何らかの原因によって小腸で異常に増殖してしまうことがあり、これを 小腸内細菌異常増殖症(SIBO : Small Intestinal Bacterial Overgrowth) と呼びます。 SIBO では小腸の細菌数が 1mL あたり100万個を超え、通常小腸で起こらない「異常な発酵」が生じます。その結果、小腸の本来の役割である栄養吸収が妨げられ、さまざまな悪影響を及ぼしてしまいます。 SIBOの主な症状 下痢・腹痛・消化不良 SIBO によって大腸で起こるはずの発酵が小腸で生じると、短鎖脂肪酸が過剰に生成され、腸粘膜の炎症や浸透圧の変化が起こります。その結果、下痢・腹痛・消化不良などの症状につながります。 腹部膨満感やおならの増加 また発酵

腸から異物が体内に漏れ出す?リーキーガット症候群とは

腸から異物が体内に漏れ出す?リーキーガット症候群とは

日々の食事から栄養を吸収する大切な臓器「小腸」。 しかしこの小腸で炎症が続くと、細胞同士の結合が緩み、腸を通る異物が体内へ漏れ出してしまうことがある、というのはご存知でしょうか? この「腸が漏れやすい(leaky gut)」状態から名付けられたのが リーキーガット症候群。 近年、さまざまな不調や疾患と関連があるのではと注目されています。 今回は、このリーキーガット症候群について詳しく解説していきます。 腸の役割と「バリア機能」 腸内には約100兆個の腸内細菌が存在し、これは重さに換算すると約1.5kgあるといわれています。そしてこれはなんと人間の脳と同じ重さ。 また腸には「腸管神経系」という独自の神経系があることから、腸は第二の脳といわれています。 この腸は栄養素を吸収する働きをもつ一方で、異物や病原体を体内に入れないようにブロックするバリア機能を持っています。 つまり腸は、腸内を流れる物質の中から栄養素は吸収しつつも、異物や病原体はむしろ体に入ってこないようにバリアを張る、という機能を同時に担っているのです。 この栄養素のみを選択的に吸収する機能を選択的透過性とい

加工食品の原材料名読み方ガイド〜2026年最新版〜

加工食品の原材料名読み方ガイド〜2026年最新版〜

食品を選ぶとき、パッケージ裏面の「原材料名」をなんとなく見ている方は多いと思います。 しかし、その並び方や表記ルールを理解すれば、自分に合った食品をより的確に選べるようになります。 この記事では、食品表示法に基づいた加工食品における「原材料名」表示の確認方法を、具体的な表示例とともに解説します。 前提 * 「食品表示法」および「食品表示」には「栄養成分」などの表示も含まれますが、この記事ではあくまで「原材料名」の表示とその読み方について解説しています。 * あくまで原材料名の表示の読み方を理解することを目的としています。特定の原材料や添加物についての説明や身体への影響などには触れません。 * 「特定保健用食品」「機能性表示食品」「遺伝子組み換え食品」などの一部の食品にのみ該当する内容については触れていません。 * 各章ごとに理解を深めるための具体的な原材料名の表示例を記載していますが、あくまで各章の内容に合わせた例であり、実在する食品の原材料名表示ではありません。 【注意事項】 * 本記事の内容は、最終更新時点(2026年7月)で公開されている食品表示法および

カゼインとは?健康への影響とその向き合い方

現代の食生活で気をつけたい食品

カゼインとは?健康への影響とその向き合い方

"タンパク質も摂れて腸にも良い" と思って牛乳やヨーグルト、チーズを習慣にしている。 しかし「なんとなく胃もたれがする」「肌荒れが続く」「鼻炎や咳が長引く」といった経験はありませんか? それはもしかすると乳製品に含まれるタンパク質「カゼイン」が原因かもしれません。 この記事では、カゼインとは何か、体質や遺伝との関係、どんな不調を引き起こすのか、カゼインに注意すべき人、そしてカゼインと上手に付き合う方法をご紹介します。 乳製品に関してはカゼインだけでなく、乳糖(ラクトース)も注意しておきたい成分です。興味があれば以下の記事もぜひ読んでみてください。 乳糖(ラクトース)とは? 健康への影響とその向き合い方牛乳やチーズ、ヨーグルトといった乳製品。 ”健康のために” と摂取しているつもりが、「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする」「ヨーグルトでお腹が張る」といった経験はないでしょうか? それはもしかすると「乳糖(ラクトース)」が原因かもしれません。 本記事では、乳糖とは何か、体質や遺伝との関係、どんな不調を引き起こすのか、日本人が注意すべき理由、そして乳糖と上手に付き合う方法をご紹介します

乳糖(ラクトース)とは? 健康への影響とその向き合い方

現代の食生活で気をつけたい食品

乳糖(ラクトース)とは? 健康への影響とその向き合い方

牛乳やチーズ、ヨーグルトといった乳製品。 "健康のために" と摂取しているつもりが、「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする」「ヨーグルトでお腹が張る」といった経験はないでしょうか? それはもしかすると「乳糖(ラクトース)」が原因かもしれません。 本記事では、乳糖とは何か、体質や遺伝との関係、どんな不調を引き起こすのか、日本人が注意すべき理由、そして乳糖と上手に付き合う方法をご紹介します。 1. 概要と基本情報 乳糖(lactose)は、母乳や牛乳に多く含まれる二糖類で、ガラクトースとグルコースという糖が結びついてできています。 牛乳の甘さをイメージすると分かりやすいと思いますが、砂糖のような強い甘さではなく、優しい甘みが特徴です。 * グルコース(Glucose):脳や筋肉の主要なエネルギー源となる単糖類 * ガラクトース(Galactose):体内でグルコースまで変換される単糖類 消化には、小腸上皮で働くラクターゼ(乳糖分解酵素)が必要で、これが不足すると乳糖を消化できず、大腸での発酵を経てさまざまな症状を引き起こします。 2. 体質・遺伝的背景 乳糖を体内で分