健康のために私が実践したこと〜②身近な食品の悪影響の可能性を把握する〜

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健康のために私が実践したこと〜②身近な食品の悪影響の可能性を把握する〜

この「健康のために私が実践したこと」のシリーズでは、私が約7年ほどかけて健康のために取り組んだことについて、順序立ててお伝えしています。

私が取り組んだことを整理すると全体のステップは以下のとおり。

  1. 普段の食事の原材料に目を向ける
  2. 原材料について調べて理解を深める
  3. 「自分が理解できるもの」を「日々食べるもの」にする
  4. 「日々食べるもの」の悪影響の可能性について知る
  5. 「日々食べるもの」が自分に合っているかを自分の身体で判断する
  6. 食事を「自分が理解できるもの」から「自分に合ったもの」に移行する
  7. 自分の身体の理解を深めて血糖値を安定化させる

今回の ② では 4 の「日々食べるもの」の悪影響の可能性について知る、について書いていきます。

食べ物が自分の体にどう影響を与えているのか?

① では、自分の体と向き合い健康を目指して、まず第一歩として「原材料に目を向けること」について書きました。

健康のために私が実践したこと〜①原材料に目を向ける〜

最初は気にしすぎても逆にストレスとなるため、ある程度避けたい食品は決めつつ、気にしない食品も含めながら始めていくことを推奨しています。

「自分に理解できないものは口にしない」のルールに沿って、「日々食べるもの」の選択肢を決めつつ、アップデートを重ねることで、ある程度自分のなかで避けたい食品や成分などのルールができていきます。

① では、「自分に理解できないものは口にしない」というマイルールに「自分に理解できないもの」とあるように、主に食品添加物などの見慣れない原材料を避ける、ということが主なテーマでした。

では「理解できないもの」さえ避けていれば健康になれるのか?

健康というのはやはりそんな単純なものではありません。口にするものすべてに対して無思考にならないことが大切です。

「食べないもの」を決めたその次は、自分の意志で選択して決めた「食べるもの」が自分の体にどう影響を与えているのか?

ここに目を向けていきます。

体への悪影響の可能性がある食品を知る

食べるものについて自分の体にどんな影響があるのかを調べていくなかで、特に私が注目した成分は以下の2つです。

  • 小麦・その他の麦類に含まれるグルテン
  • 乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)

どうやらこれらの成分は "人によって" は体に悪影響を与えるという事実を知ります。

"人によって" というのは各人の体質や生活習慣によって異なるということ。

つまり自分に悪影響があるのかは自分で確かめることが大切です。

そしてなにより、この2つの成分は特に日本人で悪影響を受ける人が多いとされています。

「自分で確かめる」ことについては次回書きたいと思いますが、今回はまず日本人なら注目しておきたいこれら2つの成分について紹介していきます。

グルテン

グルテンとは、小麦やその他大麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種。小麦を含むパンや麺はその弾力やもちもちとした特有の食感が特徴ですが、実はこの食感の正体はグルテンです。

健康における注意点

  • セリアック病(自己免疫性疾患)
    • グルテンが小腸粘膜を傷つけ、栄養吸収不良を引き起こすため完全除去が必要
  • グルテン不耐症小麦アレルギー
    • 消化不良や腹部膨満、皮膚症状などを起こすことがある
  • リーキーガット症候群
    • 未消化のグルテンによりバリア機能が低下することで、未消化の食物や毒素が血液中に漏れ出てしまい、様々な不調につながる

これらは個人差があるものであり、自分に悪影響を与えるかどうか、そしてその影響の大きさは人それぞれです。

そして注目しておきたいのは、日本人は遺伝的に消化酵素の活性が低い傾向があり、特にグルテン分解が苦手な傾向が強いといわれています。

根本的な要因としては「歴史的に日本人は米を主食としたため、グルテンを分解できる消化酵素や腸内環境が発達していない傾向にある」こととされています。(複数の要因があるとされています)

とはいえ消化酵素が十分であっても完全に消化されにくいタンパク質とされていて、未消化のグルテンが腸の炎症を引き起こし、バリア機能が低下することで、未消化の食物や毒素が血液中に漏れ出る「リーキーガット症候群」を引き起こします。

ここから連鎖的に、頭痛や倦怠感、アトピー性皮膚炎といったアレルギー反応、その他の体調不良を引き起こす原因となることが指摘されています。

つまり「人によっては」影響はないものの、多くの人、特に日本人はグルテンを含む食品を避けたほうがいいといえるでしょう。

グルテンについて以下の記事で詳しくまとめていますので、興味があればこちらもぜひ読んでみてください。

グルテンとは?健康への影響とその向き合い方

乳糖(ラクトース)

乳糖とは、乳(ミルク)に含まれる糖質の一種。
小腸の上皮細胞表面にあるラクターゼという酵素で分解されます。

健康における注意点

  • 乳糖不耐症
    • 小腸で乳糖を分解・吸収できずに大腸まで届き、大腸で腸内細菌によって発酵されることで、ガス・腹痛・下痢・膨満感を引き起こす
    • 生まれつき全く分解できない先天性ラクターゼ欠損症も稀に存在する
  • SIBO(小腸内細菌増殖症)
    • 小腸で分解・吸収されないことで、乳糖をエサにする腸内細菌が異常増殖し、ガスの過剰生成や腸粘膜の炎症、栄養吸収障害を引き起こす
  • リーキーガット症候群
    • 乳糖を餌にする悪玉菌が増殖して炎症が続くと、腸粘膜バリアが低下し、未消化の食物や毒素が血液中に漏れ出て、様々な不調につながる

乳糖もまた個人差があるものです。そしてこの乳糖も同じく、日本人の成人の約7〜9割が乳糖分解酵素の活性が低い体質といわれています。

根本的な要因としては「長い歴史の中で乳製品をほとんど摂らない食文化が続いたため、ラクターゼの活性がある遺伝型にならなかった」こととされています。

(ちなみにヨーロッパなどの酪農文化が古くからある地域の人々は、進化的にラクターゼ活性が大人になっても維持される遺伝型といわれています。)

これを知った当時は衝撃でした。現代の日本人の多くは給食で牛乳を毎日飲んで育ってきていますし、スーパーに行けば乳製品が山のように並んでいるからです。

とはいえ日本人の成人の約7〜9割ともなると、グルテンと同じく日本人の多くは乳糖を含む食品を避けたほうがいいといえるでしょう。

乳糖(ラクトース)について以下の記事で詳しくまとめていますので、興味があればこちらもぜひ読んでみてください。

乳糖(ラクトース)とは? 健康への影響とその向き合い方

大切なのは情報だけで判断しないこと

それぞれの成分について紹介しました。

しかし大切なのは情報だけで判断しないということ。

ここまでの文章においても「人によっては」を強調してきました。

つまり肝心の「自分自身が悪影響を受けるのかどうか?」は自分自身の身体で判断することが必要です。

そこで私が実践し始めたのは、一定期間その食材を食べないことです。

もちろん「悪影響を受ける可能性が少しでもあるなら食べない」というアプローチもあるでしょう。

しかしこのように情報だけで判断すると、そもそもその食べ物によってどんな影響を受けているか?を把握することができず、またもし悪影響がないのであれば無意味に食の選択肢を狭めるだけです。

  • 一定期間その食材を食べないことで自分の身体に変化はあるのか?
  • 変化がある場合はそれはどんな変化なのか?

これを自らの体で感じることで、初めてその影響を知ることができます。

ということで次回は、これらの「人によって悪影響を与える食べ物」が、果たして自分にも悪影響を与えるのか?を確かめるための実践について書いていきます。


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