スペイン・デジタルノマドビザ申請リベンジと拠点を持つ未来に向けて
こんにちは。
2025年9月から動き出した、スペイン・デジタルノマドビザを取得するという個人プロジェクト。
これを書いているのは2026年8月末でおよそ1年が経ちました。
初回の申請とその時のバルセロナ滞在については、以下の記事に書きました。

初回申請は2025年末に申請予定だったのですが、入国後にもいくつか対応することがあり、結果的に2026年に申請がずれ込みました。
そしてずれ込んだことで何が起こったか。
2026年からの新しいビザの申請要件が追加され、かつ2026年1月2日という2026年わずか2日目にしてこの新しい要件を指摘され、すぐに対応ができるものでもなく、事実上の却下として受け入れる結果になりました。
なんとも悔しい結果を受け、迷うことなくリベンジの申請に向けて計画を始めました。
このスペインのデジタルノマドビザというのは、最近増えてきているデジタルノマドビザの中でも、その要件や申請書類の多さから難易度の高いものとされており、私の初回申請も書類を集めるだけで半年ほどかかっています。
初回の結果を受け取ったのが2026年2月、そこから半年後の 2026年7月をリベンジ申請として再び準備を始めました。
リベンジ申請の経緯や詳細については、実際に取得を目指す方々向けに詳しくお伝えしたいので、以下の記事に書きました。
初回申請時の準備や申請結果に加え、リベンジ申請の準備や申請結果についても追加、大幅アップデートして公開しました。
(2026年最新要件での2回の申請と、それぞれへの2回の追加要求の詳細を解説しているので、私と同じ【個人事業主・自力申請】で申請予定の方にはきっとお役に立てる記事だと思っています。)

記事のタイトルから「ビザを取得した」と分かってしまう。
そうです、リベンジ申請で無事にビザを取得することができました。
ビザの取得だけで1年もかかるとは思いませんでしたが、何が何でも取得すると決めていたので、ただただやり切ったという感覚でひとまず安堵しました。
リベンジ申請の地はマドリード
このスペインのデジタルノマドビザは、スペイン国内から申請すると有効期間が3年、スペイン国外から申請すると1年となっています。
それなら国内から申請するのが良いでしょう、ということで、初回はバルセロナに出向き申請を行いました。
バルセロナには初回申請を含めて2回ほど訪れており、街の雰囲気や生活を前提としたシミュレーションなんかもしていたので、リベンジ申請はまだ訪れたことのないスペインの首都・マドリードへ行くこととしました。
あとにも出てきますが、なにしろバルセロナには住める部屋がほとんどないという噂を聞いていたので、まさか!とは思いつつ、ちょっと不安になってマドリードも見ておきたかった、という意図なのでした。

バルセロナが特に際立って素敵な街なのだろうと勝手に思っていたのですが、マドリードもまた素晴らしい。
バルセロナにはカタルーニャとしての独自の歴史背景がありますが、マドリードもまた過去を紐解けば、今のスペインへと続く、地理的、歴史的背景の詰まった都市です。

街を歩き、歴史的建造物を見つけては、この土地が辿った歴史を調べ、このスペインという国が地理的要因も相まって、多様な文化が独自に混じり合った場所である、ということを知ります。
ヨーロッパと呼ばれる地域の国は、まだスペインしか訪れたことがありませんが、正直スペインのバルセロナ、マドリードという2都市を周っただけでも、その歴史が詰まった美しい街並みに圧倒され、こんなにも素敵な場所がまだまだ世界にはあるのだと圧倒されています。
まだ見ぬ世界を開拓していきたい気持ちがますます掻き立てられた、スペイン・マドリード滞在なのでした。
んん、ビザ取得後のほうが大変なのでは...!
閑話休題、話はビザに戻ります。
ビザを取得できて喜んでいるのも束の間でした。
ビザを取得した人、取得を目指して情報収集をしている人は既にご存知かもしれませんが、取得後もまたやることが膨大なのです。
そしてやることが多いだけならまだしも、そもそも一個一個が進めづらいのです。
ざっくり整理すると以下のような状態です。
TIE (外国人の身分証明書)の取得
→ まずこの TIE を取得するための指紋採取の予約が自力ではほぼ取れない
→ TIE を取得するためには Empadronamiento (住民登録証明書)が必要
→ これを取得するためには 文字通り「住民登録」なので賃貸契約が必要
→ 賃貸契約をするためには住む賃貸物件を確定することが必要
→ 住む予定のバルセロナには物件が全然ない!!
→ さらに賃貸契約をするためにもまず銀行口座の開設が必要
なんともびっくり、やはり噂通りバルセロナにはほとんど賃貸物件が見つかりません。
物件が見つかっても、既に先に問い合わせている人がたくさんいるのでしょう、問い合わせに返事が来ることはほぼありません。
ビザの取得でさえこれだけ大変なのにもかかわらず、ビザはあくまで「居住資格」を与えられただけで、実際に住むためにはさらなる試練が待っているのでした。
...ということで、8月中旬の申請受理の連絡を踏まえて、9月には再びスペインに向かって、内見や必要な手続きを進めようと思ったのですが、そもそも物件も、そしてその物件の内見すらも、全く見通しが立ちません。。
そこで私は、直近の日程で部屋を探すから人が殺到するのだろうと考え、遅くても良いから、確実に物件を確保する方針に転換します。
意図的に入居予定日をずらし、2027年1月からの入居予定で動くことに決めました。
依然続く小難しいいくつかの手続きを終えて、心安らかに居住できる未来を想像しながら、はやる気持ちを一旦抑え、ここからまた着実に前に進めていこうと思います。
ということで、居住に向けた見通しを立てた私は、タイ・バンコクへと旅立ち、再びノマド生活に戻っていくのでした。
少し先のスペイン・バルセロナに住む未来を見据えて。
